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2009年7月 アーカイブ

2009年7月 1日

Mac OS XでFedora 11のインストールDVDを作成

Fedora11が公開されてからすぐにDELL機に入れて試用している。
いつもMacで簡単にインストールDVDを作成しているので、今回はそのインストールDVDの作成方法を書いておこうと思う。使用しているのはMac OS X 10.5.7。まずはFedora 11を入手する必要があるが、私は以下のURLから直接ダウンロードにある『i386 - インストール DVD』を選択した。
http://fedoraproject.org/ja/get-fedora-all

ダウンロードできたらディスクユーティリティーを起動し、左側にあるディスク一覧にダウンロードしたFedora-11-i386-DVD.isoをドラッグし、この一覧の中に追加する。

fedora11_1.jpg

次にFedora-11-i386-DVD.isoが選択された状態で『ディスクを作成』をクリックする。

fedora11_2.jpg

小さなウィンドウが出てきてブランクディスク(空のDVD-R)の挿入待ちになるので挿入すると、『ディスクを作成』ボタンがクリックできるようになる。他は特に設定変更する必要もないので『ディスクを作成』ボタンをクリックする。

fedora11_3.jpg

あとは待つだけ。とっても簡単でしょ。
でもこうしてドキュメントを作成するのは結構手間がかかりますね。

fedora11_4.jpg

テレコンとチューブ

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ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0 にオプションを付けて撮った写真を載せてみた。
上の写真は1.4x Teleconverter EC-14を付けた状態で望遠で最短距離で撮ったもの。
焦点距離だけでなく最小F値も2.8にはなるが、こうしてみると独特なボケ具合があるのが判る。次の写真のように光を撮るとよくわかるかな。

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次はエクステンションチューブ EX-25を付けて撮ったもの。
エクステンションチューブを付けると撮影可能距離も撮影面積も限られるが、これで撮る接写は非常に綺麗なボケが得られる。F2でも撮れるがボケすぎるのでここではF3.5にしてある。もっと絞ってもいいぐらいだよね。

_5200857.jpg

こうして一つのレンズでも表現が変わるので、この2つのオプションはいつも一緒に持っている。

2009年7月 5日

二つの青春

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きれいな海を目の前に
衝動に駆られた

悩みためらうも
心の勢いが止まらない

心のままに
素直に動いてみた

過ぎてみると
それは悩みでは無かった

ただ準備が
できていれば良かっただけ

そうして成長していくんだと
二つの青春が語っていた

2009年7月 6日

HEKIGA CLEAN UP 完了!

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朝、呉の近くまで行ったところで雨ですよ。
でも、他の地域から来られる人たちはすでに移動中だし、なんとなく止みそうな雲の流れだったので、雨上がりを待つ感じでのんびりスタートしようと思ったところ、開始予定の10時には雨が止んだ。グッドタイミングですね。
最初に壁画に水巻いてぞうきんでゴシゴシと...その繰り返しで1時間以内にあの面積全てをきれいにすることができた。
その後は壁画の目の前にあるきらら公園の掃除。芝刈りしたりゴミ拾ったり、なんかすごい量のゴミが出てきた。なんだかなぁ...。
でも、みんなで黙々と作業をつづけたおかげで、誰が観てもわかるくらいものすごくきれいになりました。途中雨が降って休憩したりしたので予想より終わるのが遅くなったけど、その後少し遅めのランチ。
ビルのオーナーさんからステーキごちそうになりました。壁画制作のころから、ほんとうによくしていただいています。ありがたいことです。

今回、壁画制作のメンバーだけでなく、この清掃活動にボランティア参加してくれた方たちにも、心から感謝しています。すてきな人たちでした。ありがとう♪

リンク:壁画プロジェクのオフィシャルサイト

2009年7月 7日

対峙

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初めて知ったその時、とても明るくて表情豊かで華のある魅力的な娘だと感じた。

それから一年以上経って偶然再会し、縁を感じて撮影を依頼。
快く引き受けてくれたその娘は、はやり思った通り。

そして真っすぐで、おもしろい。いや真っすぐだからこそ、おもしろいんだと思う。
だから私も真っすぐに向き合っている。

するとまた新しい魅力が見えてくる。楽しませてくれる娘だ。

2009年7月 8日

縁の糸

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新たに繋がった縁の糸、さらに他の糸にも繋がっていた。
こうして網がまた少し大きくなっていく。

今回知り合えた娘は、とても素直で優しい。
人間関係を大切にしていて、いろんな人からの影響を受けつつも、自ら人に影響を与えているだけの輝きを持っています。

2009年7月 9日

切り取る感覚

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tomonoさんにコメント返すとき、『切り取る感覚』のことを3年以上前にmixi内でコメントしたことを思い出したので、ここに書き直してみることにした。

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今撮っている写真から変えようと思った場合、そのほとんどは在るものを撮るという感覚から切り取るという感覚に切り替えてみてはどうでしょう。
そこで「撮りたい!」って感じたとき、そう感じたものにとって邪魔なもの、不要なものがあることが多く、カメラで切り取る四角い枠の中にそれらをどこまで入れないようにするか、といった消去法で考えたりしますが、それをもう一歩進めて、どんどん切り取っていき、どこまで切り取ったら感じたものを伝えられなくなるか...を考えてみたらいいですよ。
これら2つの間が撮れる画の範囲ですからね。
両方撮っておいて見比べるといいのですが、いい写真は後者のほうが多くなると思いますよ。

人物の場合は限られた時間に限られた範囲でいい画を探し、いらないものを避け、画づくりを決め、すかさず撮る。その場でいい画をたくさん撮ろうと思ったら結構忙しいですよ。
いい画になるようコミュニケーションをとりながら...も含め、慣れるのが一番ですよね。

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それを読んだ他の娘が「切りとる」って感覚わかりやすいなぁ...って。
そういえば書いた相手、感想をくれた相手、そのどちらも今もずっと大切な友達になっていますね。

2009年7月10日

贈り物

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先日撮影させていただいたAyamiさんと希望さんの写真が渡せるようになったので、先ほど郵送した。
数年前からお客様とか広告代理店さんとかモデルさんにはDVD-Rに写真データを入れて渡すようになった。こうやって写真データを渡すことはよくあると思うけどね。
急ぎの場合はネット経由で送ることもあるけど、モデル撮影の場合はその日のうちに速報版を数枚送っておき、その後現像処理やレタッチを行って仕上げたデータをDVD-Rにしてから渡すようにしている。数日後だったり数十日後だったり...。

そうしたものにもこだわっていることがあるので書いておく。

写真も数枚はプリントして同梱しているが、パソコン上で見た仕上データはOKでも、プリントした色が悪ければもちろん再仕上げ。納得いくものでないと渡せないから手間やコストがかかっても妥協はしない。
私の場合、プリントサイズは2L版が基本。L版よりも写真がしっかり見えるしDVDケース(トールサイズ)に入れるのにもちょうど良い。
先日撮影させてもらったモデルさんにミニ写真集にしたものを贈ったら、ものすごく喜んでもらえたので今後はそういうのも有りかなと思っている。

そうして出来上がったデータを焼くDVD-Rは日本製。その理由はネットでDVDの品質に関することを調べてもらったらすぐ判ると思う。やっぱり贈り物は良い物にしたいからね。
レーベル面には写真は載せずシンプルに仕上げている。
あとはケースに入れるだけではあるが、ジュエルケースというCD用のプラケースは使わない。10mm幅と5mm幅のものがあるけど、一時的に使用するデータを渡すときには10mm幅のものは使うことがあるけど、5mm幅はまず使わない。理由はDVDの品質と同じでネットで調べてもらうと判るけど、そういう理由があってトールケースを使っている。
そしてジャケットデザイン。これは大切ですよ。
モデルポートレートを撮られている人は結構いるけど、私が撮影させてもらったモデルさんから話を聞く限りではトールケース&ジャケットデザインという人はそう居ないようで、こういう仕上がりのものを受け取ると感動してもらえることが多いです。

贈り物をするときは受け取る人に喜んでもらいたいから、少しでも喜んでもらえるよう心を込めて制作しています。

喜んでもらえると、また嬉しいものですよね。

2009年7月12日

裏方の仕事

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今日は広島大学内にあるサタケメモリアルホールで、第8回オペラティックコンサートがありました。
今年も無事、字幕スタッフとしての役割を果たせました。
前日のゲネまでに字幕データを作成。ゲネが済んだ段階でかなりの修正箇所がでてくるので、翌日の開演までの間に修正する...そんなタイムリミットが近い中での仕事は、いい緊張があって心地よいですね。
私の場合は字幕や映像などプロジェクターによる投影か写真を撮る役で参加することが多いけど、こうした裏方の仕事を体験すると大勢の裏方たちの存在や動きを感じられるようになるので、他のステージでも楽しみ方が増えてしまいましたね。
どの役目の人たちも詳しく知れば知るほど、知識や経験に感心することばかりです。

2009年7月13日

受け身

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ココと感じる瞬間はほんとうに一瞬。
そう...『思う』と言うより『感じる』と言ったほうが正しくて、私の撮影スタイルの基本は受け身。

素敵な景色や輝かしい笑顔などを目の前にすることで感情が生まれるし、カメラを持っていたら撮りたくなるだろう。ただし、それを撮ろうとカメラを構えることでロジカルな思考に流されていって、ついさっき生まれたはずの感情の高ぶりが壊されやすくなっている。
美しい景色を美しく撮るにはどうしたらいいかとよく質問されるが、写真になったものを観たときには実物を目にしたそのときのような感情が生まれにくいものになっているらしい。
一度観たものだから二度目は...という問題ではなく、撮れた写真、つまりシャッターを切った段階で何かが写せていないのだろう。
たぶん、その何かとはその人の感情に関係したものだけど、その何かを把握せずに撮ってるのかなと思うことは多い。これをはっきり把握する人も、なんとなくという人も、意識しなくても感覚で取り込める人も居る。

でも撮影者の『視点』、これがはっきりした写真が伝わりやすい写真であることは多い。


先に私の撮影スタイルが受け身と書いたが、カメラを構えていても構えていなくてもいつも同じように、いろんなものを感じとるようにしていると言ったほうが判りやすいかもしれない。
ファインダーを覗いていてもカメラを操作していても、陽の温もりを感じたり、風を感じたり、声を聞いたり、動きの先を見ている。

ココと感じる瞬間はほんとうに一瞬。
その一瞬に合わせた私は、カメラを構えだしてから撮り終わるまでがあっと言う間なので、一緒に撮る人たちにはよく聞かれる。「撮った?」ってね。
もちろん、ゆっくりじっくり撮る被写体もあるけど。


コンサート関係で忙しかった間に、来月、二人と再会することが決まった。
すごくすごく楽しんでくれたこの二人の感情が写真を通して伝われば幸いだ。

2009年7月14日

もう一つの目

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ファインダーを覗くとき、もう片方の目って開けていますか?それとも閉じますか?

私の場合、見えにくいとき、ピントがかなり浅いときなどは閉じているけど、ほとんどの撮影では開けています。
それは...
いつもファインダー内にシャッターチャンスがある訳ではないので、周囲を観察できること。
風景やイベントなどを撮るときには、周囲が見えることで先が予測しやすいこと。
人と対峙して撮るときには、アイコンタクトがとれること。
結婚式などでは他の人の動きを見ていないと、急に人が前を横切る場合や他の人の邪魔にならないように配慮できるから。
など、理由は多い。

そういえば、友人に言われたことがあります。
私は裸眼でして、それは一つの才能だと思うと。
確かに今の時代、眼鏡やコンタクトレンズの人口のほうが多いですよね。

2009年7月15日

消音への挑戦

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先日のコメントで舞台撮影のことを書いたので、消音についても触れておこうと思った。

一眼レフカメラ特有のシャッター音。
カメラの機種によって様々な音だけど、演劇や演奏などの舞台撮影、ライブ撮影、動物撮影などではこのシャッター音が邪魔になる。
数年前はオリンパスのE-1を使っていたので、他のデジタル一眼レフよりもシャッター音が小さく、特に邪魔な音という感じがしなかった。その後、後継機がなかなか出ないのでE-330も使ったが、やっぱりプラスチックボディのカメラは音が軽い。その高音が耳障りになってしまうのだ。一部のメーカーから消音ケースというのが発売されてはいるものの、一部の機種用しかないので、E-330用の消音ケースは制作していた。
完全に包んでしまった方が音は漏れないが、そうは言っても操作するために右手でカメラを握らないといけないし、操作は見ずに行えるにしてもファインダーとレンズと液晶モニタはどうしても露出しないといけないから、そこに穴が存在してしまうのでいかに余分な隙間を無くすか検討した結果、当時E-330しかなかった可動する液晶モニタを利用して密閉性の高いケースを制作することができた。

e-330_silent.jpg

合皮数枚重ねとゴム素材を使用しているので、本皮バッグぐらいの重さはある。
完全無音にはならないが、カシャンという音が鈍く聞こえる程度で、独特のチュイーンという高音部が無くなりいい感じに落ち着いた。明らかに現在メインで使用しているE-3のシャッター音よりは小さいのだ。

このケースを制作してから既に1年半。今のメインがE-3である以上、E-3のシャッター音をさらに小さく無音に近い状態までもっていく消音ケースを試行錯誤し続けている。

2009年7月16日

ビューティーレッスン

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「このたび結婚しました。」
という彼女に初めて会ったときの写真がこれ。懐かしいなぁ。

それからもう3年も経っていて、写真・作品展・壁画や飲み食い...一緒にいろいろと楽しませてくれた。
今回久しぶりに会って、ブライダル関係の打ち合わせとドレスで美しくみせるための基本姿勢というのをレクチャーしてきたんです。

式場にある写場カメラマンではないけどフリーでブライダル撮影の依頼を受けている経験から、事前準備や打ち合わせのことから当日の流れや人の動きなど結構細かいところまで頭に入っているので、ブライダルプランナーか?という感じで打ち合わせをしていた。
なんだか結構役にたったらしい。

「今日はたくさん決まった気がする」って、決まったんじゃなくて、決めなきゃいけない内容をはっきりさせただけだから、これからだよ。
...そんな会話。

そしてせっかくのドレス姿だし晴れ舞台なので、より美しく写真として残ってほしいから、スタイル良く美しく見えるポイントや基本姿勢の作り方、歩き方などを簡単にレッスン。
あとは自主的に練習を重ねていくらしいので本番が楽しみだ。

2009年7月19日

心地よい森

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少し足を伸ばせば、街とは違う時の刻み方をしている森がある。
全てを明るく灯すのではない、光と陰の景色がとても心地よい。

2009年7月20日

強靭な生命力

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大雨と雷、ようやく通り過ぎてくれました。

今後の撮影予定も天気しだい...というものが多く、梅雨明けが待ち遠しいところ。
写真集制作の話、撮影会の話、写真講座の話、写真展の話...天候が安定しないから今はそういうミーティングが多い。
この夏は人を撮る機会が多くなりそうだ。

人とスケジュールを合わせないといけないことばかりなので、突然天気が良くなってもどうしようもない。そういうときには体力作りという意味も込めて山歩きをしながら自然を撮りに出かけることが多い。
そこで出会った樹木の断面。裂けて折れ曲がった樹木がそのままの形でも生き続けている。
強いな...。

夏の暑さに負けてはいられない。

2009年7月21日

この夏もよっしゃこい祭の撮影班

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今年は8月2日ですね。
踊り子やスタッフや観客...オフィシャル撮影班としては表情豊かな写真がたくさん撮れるイベントでもあります。
会場によっては長時間炎天下で撮影し続けるだけの体力は必要ですが、そういう自信が無くても会場ごとに環境は違うし、同じ場所で2人以上が担当するので交代しながら撮影することもできる。
フィナーレを迎えたころにはクタクタですが、このやり遂げた達成感は気持ちいいものですよ。

撮影班はキャリアもカメラ機材も様々だけど、写真好きなメンバーが集まっています。
人を撮る、イベントを撮る、そして二度と同じ写真は撮れない緊張感の中で刺激のある撮影体験をしてみませんか!
撮ってみようと思った方はshimizu@native.ne.jpまでご連絡ください。
でももう日数があまり無いのでお早めに。

よっしゃこい祭 オフィシャルサイト

2009年7月22日

東広島から観た部分日蝕

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11時57分撮影の部分日蝕。
この後雲がかかって最大食分のときには肉眼で観てもわかるような状態になりました。
広島の最大食分は0.857。やっぱり皆既日食を観たくなりますね。

天体用に機材を揃えていないので、写真はこれぐらいでご勘弁を。

トップ写真をランダム表示

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これまでサイトのトップページに大きめの写真を載せてきた。
ここにはその時々で撮った写真の中から印象に残ったものを載せてくため不定期に随時更新していた。後々ブログにもどこにも載らない写真もあったりするので、人からたまに「あの写真...」と言われたときには「どれ?」ってことになったりするものだから、いっそのことランダムで勝手に表示されるようにしてみましたよ。
横幅1000pxにしてから掲載し始めた写真の半分ぐらいを入れておいたので、少し懐かしいものも多いな。今日の日食の写真も入れてみたけど、何人の人が見かけることか...。

2009年7月23日

梅雨の雨間の三段峡

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今日はいい天気ですが、土砂災害が発生するほどの豪雨は勘弁してほしいものです。

雨が悪いというわけではないけれど、雨が降ると残念がる知り合いの写真好きも多い。

空が変わる、地面に映る、山に雲がかかる...
いろんな変化があって雨の日だから撮れるものというのが多く、これまで撮った写真にもいくつも気に入ったものがある。

好んで雨の中で撮影する人は少ないので、雨の中で撮った作品はまた後ほど紹介するとして、雨上がりに撮るようなものを紹介するとしよう。実際は雨の翌日かな。

空気がきれいになるので遠景を撮るのも良い。晴れ続きだと霞んだ印象になるものが、くっきりとしたいい色で撮れるようになる。もちろん霞んだ感じというのがいい場合もあるけれど。

勢いを増した滝も良い。どんな滝でも雨の後だとその雰囲気はがらっと変わる。
ここで掲載したのは三段峡だが、どんな小さな滝であっても迫力のある滝が撮れるのでおすすめする。
ただし豪雨の後の山は危険なのでおすすめしない。

雨の中で撮る森

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山に低い雲がかかることは多いので、それを利用するとこのような写真が撮れる。
具体的に説明すると、三脚を使ってスローシャッターで撮る。ストロボは使わない。すると雨粒は写らず霧の中にいるような写真が撮れるというものだ。

霧が発生する時期や場所に限らないので、山に雲がかかればいつでもシャッターチャンス。夏場だともちろん蒸し暑いですよ。

2009年7月24日

雨の中で撮る桜

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季節が合わないですが、雨の中での夜桜撮影ことを書いてみる。
この写真は三脚使用で5秒間のスローシャッター。ストロボは手持ちで手動発光。

こうした夜桜も含め観光地や名所などは人が多く居るものだけど、そんな時でも人の写らない写真を撮ることはできるので、何秒かかけてのスローシャッターの技はよく使う。実際にこのときは樹の下を数人が通っているが写ってはいない。

昨夜載せた写真のように雨粒が写らない写真ではなく雨粒を利用した写真にするため、この5秒の間に3回ほどストロボを手動で発光させている。このサイズで掲載すると右上のほうしか判らないけど流れ星が上っているような写り方をしている雨粒がいくつか見えますね。
ライトアップされただけの状態を撮影すると、ライト近くの場所だけが明るすぎ、他がかなり暗い状態になってしまうので、3回のストロボ発光はそれぞれ向きを変えながら行っていて樹全体の明るさを調整している。

瞬間を切り取るのではないカメラの使い方でした。

花火大会はスローシャッターで撮る

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スローシャッターの話を出したところで、都合良くこれから各地で『花火大会』が開催される。
花火大会で観る打ち上げ花火は連発しているようで、クライマックス以外はそうでもない。何秒かの間には数発は上がるというのがほとんどなので、長時間露光は必須となる。
一発の花火を観ても、打ち上げている間が数秒あり、爆発から一つ一つの光が消えるまでは1秒以内のものが多いが、数秒かかるものもある。

ここに載せた写真は8秒かけて撮ったもの。この中には5つ花火が写っている。

これから花火大会で写真を撮ろうという人のために難易度別に紹介すると...

花火だけを広角で撮るというのが一番簡単。
打ち上げる場所と、打ち上がった花火の全体を捉えると広角で撮るようになるが、フレーミングやピント合わせは簡単で、花火と露光時間の関係だけを注意しながら撮ることができる。

花火大会の会場全体を見渡せるような少し離れた高台で撮るというのもある。
どこの花火大会を撮ったのかが判るような写真を撮るということなので、明るいうちから早めに場所取りをしないといけないが、それさえできれば撮影自体は楽にできる。ただし花火以外の街などの風景も意識しないといけなくなるので、露光時間が短いと風景が暗すぎたり、露光時間が長いと街灯りが明るくなりすぎてしまうので、実用的な露光時間というのは限られてしまう。その間で花火がいくつ綺麗に入れられるかが勝負どころ。

初心者には花火のアップは一番難しい。
こういう寄った写真はフレーミングもピント合わせも露光時間も全てその時に判断していかないといけない。難しいというより忙しいと言った方が良いかもしれない。

明日は県外に居るので『広島みなと 夢 花火大会』には行けないけど、雨が降るかもしれないですね。
私は今のところ8月1日の『呉海上花火大会』で撮影講習をする予定です。

2009年7月27日

どちらも逃げ腰

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見つめ合うも、そのまま。

2009年7月29日

エージング

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いつも持ち歩いているMacBook用にヘッドホンを購入。条件としては軽くて外へ持ち出しやすく、音の編集もするのでそこそこ聞ける音が出ること。試聴用に何機種も用意してあるので一通り全部試聴。そのなかでコストパフォーマンスが良かったのがATH-SJ555。ATH-SJ5をベースにATH-SJ3のイヤーパッドを採用したような機種でエディオングループでしか扱っていないものらしい。それにしても3000円程度でこういう音が出せるようになっているのは驚いた。

購入後に新品の状態で聞いてもなかなかな音ではあるがやはりエージングは必要で、今のところ約50時間ぐらい経過。最初に比べて明らかに音が変わった。まだまだ時間をかける必要はあるけど、いい感じになってきた。

2009年7月30日

あと3日

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いよいよ『よっしゃこい祭』まであと3日。
掲載したのは2年前に初めて撮影班として参加したときの写真。
このときは各会場を回りながら撮ったので移動が多かったから撮影枚数は撮影班で最も少ない600枚程度。撮影班全体ではトータル10000枚超でしたから結構な枚数でした。それにしても移動が暑かったこと暑かったこと。2年前なのに、ほんと懐かしい。

いつでも過去に遡れるって写真のいいところですね。

今年は少し曇りそうかな...。
撮影班の募集はこの夏もよっしゃこい祭の撮影班をご覧ください。

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